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生理不順(月経不順)

生理不順(月経不順)を治したい

生理不順(月経不順)を治したい生理不順(月経不順)とは、「生理の期間が長過ぎる・短過ぎる」「生理周期が長すぎる・短過ぎる」「生理周期がバラバラで安定しない」といった状態です。
多くの生理不順が、ホルモンバランスの乱れによって引き起こされます。ただ、「支障がないから」「生理ってそういうものだし」「誰にでも起こることだし」と放置するのは危険です。ホルモンバランスが乱れたままでいると、肩こり、腰痛、頭痛、肌荒れ、火照りといった症状だけでなく、不妊、骨粗鬆症、生活習慣病のリスクが高まると言われています。
日常生活におけるストレスを適度に解消しながら、ときに上手く付き合いながら、安定した生理を取り戻すことが大切です。早く治したい方、ご不安な方はお気軽にご相談ください。
近藤産婦人科医院では、患者様の生理不順のタイプやライフスタイルに合わせた治療日常生活におけるアドバイスを行っております。

生理不順(月経不順)の原因は何?

生理不順(月経不順)の原因は何?本来、生理は、女性ホルモン(卵巣ホルモンや黄体ホルモン)によってコントロールされています。女性ホルモンは、脳視床下部、脳下垂体、卵巣の3器官が正常に機能して分泌されます。生理不順が起きているということは、この3器官のうちのいずれかで異常が起きている可能性が高いと言えます。
その異常は、多くの場合、ストレスを原因として起こります。ストレスがホルモン分泌に与える影響は小さくなく、また誰でも1つは抱えているようなストレス(ご家庭・職場・学校などでのお悩み)であっても、ホルモンバランスが崩れる可能性は十分にあります。
その他、若い女性によく見られる「過度のダイエット」「激しい運動」もホルモンバランスの乱れの原因、つまり生理不順を引き起こす原因となります。

生理不順(月経不順)には種類がある

生理不順には、いくつかのタイプがあります。以下のようなお悩みはございませんか?

頻発月経

頻発月経とは、1か月に複数回、2回、3回と生理を迎えてしまう状態です。まずは基礎体温を記録し、排卵の有無を確認しましょう。
ホルモン治療が必要になります。

希発月経

生理の周期が、39日以上である状態です。一般的に、排卵があるのであればそれほど心配はいりません。ただ、排卵がない場合には、不妊や無月経へと進展する可能性があり、ホルモン治療が必要となります。

過多月経

生理が8日間以上続いたり、月経量が多かったり、レバーのような血のかたまり(凝血)が混じっている、といった状態です。血液を多く失うため、貧血になりがちです。
ホルモンバランスの乱れだけでなく、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜炎、子宮がん、ポリープなどを疑う必要もあります。

過少月経

出血から3日以内で生理が終わったり、2日目でナプキンの交換が不要になるほど月経血が少ない状態です。
無月経の前段階である可能性もありますので、たとえ他に症状が見られなくとも、早期の受診が必要です。ホルモン治療を行います。

基礎体温をつけることをおすすめします

基礎体温をつけることをおすすめします近藤産婦人科医院では、普段から基礎体温を記録することお勧めしております。
基礎体温を記録することで、排卵日を予測することができます。妊娠しやすいタイミングや、正常な排卵が行われているかどうかが分かるようになります。
生理不順の診断・治療にも、基礎体温表は役立ちます。生理不順にはさまざまな原因があり、またいくつかのタイプに分けられます。産婦人科医であれば、基礎体温表を分析し、どのタイミングでどのホルモンのバランスが乱れているかを、おおよそ予測することができるのです。
結果的に、患者様の健康維持、受診時のご負担の軽減にもつながりますので、普段から基礎体温を記録する習慣を身につけておくと良いでしょう。
受診の際には、基礎体温表をお持ちいただければ、よりスムーズな診療を行うことができます。

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