院長ごあいさつ
近藤産婦人科医院院長の近藤 徳正です。
祖父は京都市内で昭和の初めより内科で開業、父も京都府木津町で産婦人科開業をしておりました。
私は、将来の開業をふまえ、分娩が多い病院での勤務を経験し、平成13年現在の長岡京市で新規開業、現在に至ります。
開業後、9000人近い方が分娩をされています。
幼少の時、自宅で祖父が内科で開業しており、日常の生活で、危なかった患者さんが助かったという話や病気が治って患者さんが祖父に感謝している姿を間近で見て生活をしていました。父は産婦人科勤務医、京都府木津町で開業しておりました。非常に多忙な生活で、家族と触れ合う時間もほとんどなく、自宅に帰ってくるのも週に一回か二回で、遅くに帰ってきて朝は会えずにまた仕事に出かけるような生活でした。父と直接接する時間もほとんどなく、幼少時は不満でやるせない気持ちもありましたが、母から「お父さんは患者さんのために頑張って働いているよ」と言い聞かされてました。忙しく働き、自信満々で疲れ切ってても光り輝く父の後ろ姿は、カッコよく、頼もしく、私の憧れでした。
そんな父を見てきたからこそ、患者様のために医師として働くという選択は、私にとって自然なものでした。
幼少期は喘息があり、毎日ひどい喘息発作で苦しい経験をしました。当時は薬もなく、気合いが足りない、怠けてるとよく言われていました。またアレルギーがなかなか治らず、当時治療法がなかったため、中学生で少しましになるまで長期間苦しい生活を経験しました。経験しないと分からない病気の苦しみ、当時の治療法がないと言われた絶望感、何もできない焦り、自分への不甲斐なさ、などの経験が、現在医師である私に、患者様の立場を理解する心、患者様の目線で診察することを教えてくれたのだと思います。
医師が決して患者様になれるというわけではありませんが、日頃の診察で、患者様の心に寄り添ったり、患者様目線で対応することが、一番大切だと考えています。
開業18年目になりますが、開業以来、「安全な医療の提供」を最も大切な柱として、スタッフの協力のもと、一丸となって、実現してきました。今までの産婦人科医師の経験と知識で、当院に来院していただいた患者様に、「ここで分娩してよかった」「ここに来て良かった」と言っていただけるように、患者様と接していきたいと思います。
これからも近藤産婦人科医院をよろしくお願いいたします。
院長の主な経歴
昭和37年生 | |
---|---|
平成2年 | 京都府立医科大学産婦人科入局 |
平成2年 | 明石市立市民病院 |
平成7年 | 京都第二赤十字病院 |
平成10年 | 国立奈良病院(現 奈良医療センター) |
平成11年 | 国立舞鶴病院(現 舞鶴医療センター) |
平成12年 | 済生会京都府病院 |
平成13年 | 以上勤務を経て、近藤産婦人科医院開業 |
所属学会・資格
- 日本産婦人科学会、日本不妊学会 会員
- 日本産婦人科手術学会
- 日本遺伝子カウンセリング学会 会員
- 日本産婦人科学会認定医
- 母体保護法指定医